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3.122025
「必ずやりとげる徹底心−出光佐三の処世信条」
「必ずやりとげる徹底心−出光佐三の処世信条」
(北尾吉孝 SBIホールディングス社長)
“出光さんは59歳の時、敗戦によってすべてを失われて、再出発されるわけです。20年以上かけて建造したタンカー「日章丸」が攻撃を受け、沈没してしまった。海外に持っていた拠点、財産もなくなってしまった。残ったのは借金だけ。にもかかわらず、敗戦から2日後の8月17日、全社員に対して「愚痴を止めよ」「世界無比の3000年の歴史を見直せ」「そしていまから建設にかかれ」と言われたんです。しかも、仕事など一つもない時に海外で働いていた800人が引き揚げてくる。そんな状況の中で、「一人も馘首(解雇)しない」と言われているんです…出光さんの言葉に「青年の処世上最も大切なことは、やりかけた仕事は万ばん難なんを排はいして必ずやりとげるという徹底心である」とあります。やはりどんな些細なことでも、自分で決めたことは途中で投げ出さずに、根気よく、粘り強く続ける。いったん自分が決したことはできるまでやり抜いていく気概を持たなきゃいけませんね。“
59歳からの再出発。しかもマイナスからの再出発をやり遂げた方の言葉は刺さるものがありますね。
口に出したら約束ですから、自分が口にした約束を自分が守る。そのために全力を尽くす。そうやって信用を積み重ね、信頼を得ていくのです。
愚痴を言っても何も変わりませんし、むしろ自分や周りのモチベーションを下げるだけですから、言わないようにする。
どの道を選んでも問題がでてくるものですから、やると決めたことをどうやるかだけを考えて行動していくことが大切なのだと思います。
そして、問題には必ず答えがありますから、解決できない問題はなく、目の前にある問題を乗り越え続けることで、自分が成長し人生を豊かにしていくのです。
「約束を守る」ということは、守れたか守れなかったかのどちらかしかありませんが、守れなかったとき、ついつい他人のせいにして自分を守ろうとしてしまいがちになります。
しかし、守るか守らないかは自分次第ですから、守るためにどうするかだけを考え、全力で行動することでしか豊かな未来は得られないのです。
全力で取り組めば、守るための知恵はいくらでも出てきますから、「必ず守る」と心に決めて生きたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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